dummy-xD@高円寺HIGH

2月24日曇空

bulb企画のライブでした。

結論から云うと、“なにがおこったかわからない”そんなイベント。笑

 

 大中が追加になった時点でこの際ありむらさんも緊急帰国してねじ出ればいいんじゃない!!??とか言い出す謎のテンションに。

最初から最後まで本当にあっという間でした。とても楽しかった。

 

 

・dummy-xD

この前同じ箱で見たダミーのライブがとても素敵だったのだけど、それをゆうに飛び越えてしまったライブを見せ付けられてしまった。。

 1曲目から抗体がきたものだから、まだ!こころの準備が!!できてません!!!ってなりました。

 色んな色の照明が綺麗だったな。万華鏡みたいで。

鏡の国に入るまえの掛け合い?がね、ほんとに痺れるくらいかっこよくて。

 

 analogicの赤一色の照明もすごく似合ってて。

聞くたびに、回を重ねるごとに攻撃的(というか外に向かっていく感じ)になっていくなぁ、この曲。

あとこれは全部のバンドに云えることなんだけど、リズム隊の音がとても心地よかったです。

 

これは完全に超個人的な話なんですけど、この日のたくみさんはわたしが今まで見たライブの中で1.2を争うぐらいかっこよくてですね。

ライブが終わった後しばらくステージ眺めて呆然としてました。笑

 

最後のセッションでは目がなんこあっても足りないぐらいどこ見ていいのかわからない状況で。笑

長谷川さんとたくみさんが並んでいるだけで、それだけでもう胸がいっぱいでした。。

まさかこんな日がこようとは。

夢のような空間でした。こんなことってあるんだなぁ、って帰りの電車の中で思ったよ。

もしかしたらわたしの超個人的な夢もいつか叶う日がくるんじゃないかって。

 

最近ライブが楽しすぎて終わってしまうのが少し寂しい。

 

dummy-xD@下北沢SHELTER

2月17日小雨。

dummy-xDの主催イベント[MUD PUZZLE VOL.5]

3rd EPであるmagiqlogicのRELEASE PARTYでもありました

(MCでそのことに全く触れなくてあれ?って感じだったけど、それも彼ららしいというか) 

 

初めて行く箱はわくわくします。

 

1.2.3
ヘドロと母胎
debug me
カラスが見た夢
空飛ぶバゲット
sasquatch
flat flood
analogic

 

1.2.3で箱の中の空気をdummyに引き寄せたところでヘドロと母胎。

赤い照明と切迫した雰囲気がとてもシンクロしてて、それがもう本当に格好良くて格好良くて。  

自分の周りの空気が緊張してるんですよ。固唾を呑むって言葉がしっくりくるような。曲が終わった時物凄く喉が渇きました。笑 

たくみさんがコーラスをする度に見惚れてました。あの人の輪郭が好きで惚れ惚れする。  

 

debug meはリズム隊がかっこいいんですよ~。それはもうかっこいいんですよ~。 

カラスが見た夢は白い光と緑のライトでなんか初夏!って感じ。個人的に。

歌詞に蝉時雨って入ってるけど。笑 真夏よりかはこれから本格的に暑くなるよっていう季節の風景が思い浮かびました。

 

前はdummy-xDのライブは冷たくて、敷き詰められたパズルみたくズレのない演奏ってイメージで、そもそもそれが好きでライブに行くようになったんだけど、最近はステージ側の熱みたいなものが感じられるようになった気がする。

(元々もっていたものに私が気付けるようになっただけとも云う)

 

最後にやったanalogic、なにかに急かされるような突き動かされるような。

SHELTERっていう箱の空気も含めてぞくぞくしたよ。

 手放しでかっこいいって思える。

 

他のバンドも楽しかったし、とても素敵な時間でした。

これから4月まで1ヵ月に1回ライブが見られると思うと幸せです。大げさかもしれないけれど。

THE NOVEMBERS@新木場スタジオコースト

1.救世なき巣
2.picnic
3.Misstopia
4.Harem
5.Flower of life
6.Rhapsody in beauty
7.dumb
8.dnim
9.236745981
10.僕らはなんだったんだろう
11.鉄の夢
12.Sturm und Drang
13.Blood Music.1985
14.dogma
15.Xeno
16.Romance

en.
1.バースデイ
2.今日も生きたね

 

個人的にはとても久しぶりだった新木場スタジオコースト
物販の列に並んじゃったりしてとてもうかれていました。会場限定のTシャツとパーカーをゲット。

パーカーは暖かくてとてもいい。
開場を待っている間に小雨が降り出して内心慌てていたんだけれど、なんとか持ちこたえてくれて良かった。


2階のバルコニー?が潰されてて、あぁ...なんて思ったりもしたけれど(来年リベンジしてもらいたいなぁ)
それを上回る期待感でいっぱいでした。
Rhapsody in beautyの曲たちをライブで聞くのは初めてだったし、何よりノベンバ熱が急上昇していたところだったので。

 

ほぼ定刻通りに客電が落ちてライブが始まりました。
スクリーンに映るのは12から始まるカウントダウン。
11という数字に拘りがあるんだなぁっていうのがこんなところにも。

 

救世なき巣ではスモークと真っ白い照明の中小林さんがひとりステージに現れて、そのまま1曲歌いきりました。
楽器のことはサッパリわからないのでどうしても稚拙な表現になってしまうんだけど、
あの轟音をたった1本のギターで作り出すことができるんだって事に唖然としてました。
アウトロで他の3人もステージに現れてpicnicへ。
この2曲で既に最初からクライマックス感半端なかったし、召されるかと思いました。笑

Rhapsody in beautyはイントロのギターの終末音っぷりが素敵です。なんだかこう、心がざわざわする感じ。

 

そして次のdumbでここまでの流れを払拭するかのような荒涼としたギターの音。
私は今作の中でdumbが一番好きなんですけど、もーーーーーほんとにかっこよかった!!!!心の中で何度叫んだことか!!
ラストにかけての抜け感はベタだけどやっぱりかっこいいです。もうほんとに。ほんとにか(ry

僕らはなんだったんだろう、を挟みつつも後半は激しめのセトリ。
鉄の夢の小林君の引き裂くようなシャウトがかっこいい。
Xenoではワタクシ意識が飛び欠けました。

しょっぱなの轟音でうぐっとなり一瞬自分がどこにいるのかわからなくなる感覚。
(決して気分が悪くなったとかそういうのではないです)

 

本編ラストのRomanceではミラーボールが回りました。コーストの醍醐味、ミラーボール。
青く薄暗い照明の中をミラーボールの光が泡のように舞っていて、海の中にいるみたいでした。

 

アンコール2曲はとても優しい歌。
この日この場所からの新たな始まりと、今日という日を迎えることができたという喜び。

「また会える日まで元気で。THE NOVEMBERSでした」


エンドロールにはいままでこの作品、ツアーに関わった人達の名前がエンドロールで流れました
(なんで舐太さんのフォントだけ浮き足立ってたんだろう。笑)
そして最後にこの公演のDVDが出るというお知らせが!ずっと映像作品出て欲しかったので嬉しい。

 

最初から最後までひとつの映画を見ているような感覚。
ノベンバのライブに行くといつも思うことだけれど、照明や映像効果に物凄く拘りのあるバンドだなぁって。
そこでそうくるか!っていうのがうまいこと決まるとほんと気持ちいい。

 

耳を塞ぎたくなるような轟音と、それを圧倒する美しさ。
それは確かにTHE NOVEMBERSにしか表現できない事なのかなぁ、なんて。
単純に今この音楽と関わることができて嬉しいです。
終演後の看板を見てとても温かい気持ちになったよ。

素敵な夜をありがとうございました。

2014.11.15 LIQUIDROOM@ハルカトミユキ

久しぶりの箱に初めましてのアーティストのライブを見に行ってきました。

もうだいぶ記憶は薄れてしまっているんだけどメモとして。

 

1. 生まれる (新曲)
2. 裸足 (新曲)
3. 子猫 (新曲)
4. バッドエンドの続きを (未発表曲)
5. 未成年
6. シアノタイプ
7. ひとりごと (未発表曲)
8. middle (未発表曲)
9. 感情七号線 (フラワーカンパニーズ/カバー)
10. Hate you
11. フラワー (新曲)
12. その日がきたら
13. ニュートンの林檎
14. 振り出しに戻る
15. マネキン
16. プラスチック・メトロ
17. 青い夜更け

ec1. ドライアイス
ec2. Vanilla

 

セットリストは公式から。
なにせ初めてのハルミユワンマンでしたので始まる前から緊張してました。笑
幕が開いて2人が出てきてバンドメンバーがステージに揃って。
最初の方は立て続けに新曲が続いて、ここだけの話もしかして私が知らないだけで新譜が出ていたんじゃないのか!?って思いました。だって1曲目から4曲目まで新曲だなんて。

フラカンの感情七号線は原曲を聞いた事はないのだけど、なんの違和感もなく耳に入ってきました。
新たな気持ちで歌いますっていうハルカさんのMCから始まったのはその日がきたら。
ミユキさんの楽しい時間の始まりです!っていう声を合図にニュートンの林檎、ここからしばらくアップテンポの曲が続きます。
マネキンの歌詞に「引きずり出して飛び散った 赤や緑のハラワタ」っていう歌詞があるのだけど、ちょうどその部分で照明が赤と緑に変わって、そういう演出ニクいなぁって。笑

青い夜更け良かったなぁ。この曲を聞けただけでも行って良かった。

アンコールはドライバニラアイス。
照明が裸の色一色に絞られてて、それがなんだか余計に生々しくて美しかった。

正直なところ、ハルミユのライブはその曲世界も相まってもう少し痛々しいライブを想像していたんだけど、蓋を開けてみるととても真っ直ぐなロックでした。

ただ、失礼な事を言っていると自覚した上で書くと、あの空間にいた人たちの多くは少なからず空虚を抱えていて、何かが足りない人だと思うのね(自分含め)
そういう、自分では分かっているのにどうする事も出来ない、自己嫌悪にも似たどうしようもなさを肯定してくれるのがハルカトミユキの音楽なのかなぁって。
上から手を差し伸べるわけでも、後ろから背中を押すわけでもないんだけど、自分の心の1番弱いところを歌にしてくれてるというか。
だけどきっと出口はあるよって。最後は光を思い出させてくれるようなライブでした。

演奏した新曲の多さから思うに今度アルバムが出るのかな。

欲をいうとかたくてやわらかい、とかPOOLを聞いてみたかったな。

 

何はともあれ行って良かった。素敵なライブでした。