dummy-xD@池袋手刀
裏ハネムーンのことを書くつもりが既に今年も終わりにさしかかろうとしている...
つくづくライブの感想は早いうちに吐き出してしまわないと駄目だなぁ、と痛感。
クリスマスの夜はdummy-xDとbulbのツーマンを見に池袋手刀へ。
region
空飛ぶバゲット
mortar
detritus
ヘドロと母胎
1.2.3
カラスが見た夢
mutant step(新曲)
sasquatch
analogic
わたしにとって久しぶりのライブ。もう本当に本当にかっこ良かった。
こういうライブが見たかったんだよ。こういうライブをやるバンドだから好きになったんだよ。
1曲目のregionからステージから目が離せなかった。
ここ暫くライブを見ていなかったのでいつものコンディションがわからないんだけど、とりわけアンクーさんが生き生きしていた気がする。
生き生きと云っても生命力に溢れているとかそういう事じゃなくて、気付いたら目で追ってしまうような、そうやって惹きつける力をこの日は強く感じました。
ともすれば病的とも思われるくらいの肌の白さも相まって、宛らビスクドールのようでした。
そんな彼がギターを掻き鳴らしながらステージを浮遊する様はやっぱり異質だし唯一無二だと思う。
そしてやっぱりたくみさんは素敵でした。
コーラスがある曲ばかりで嬉しかった。笑
わたしは音楽の知識なんて皆無だし、きっと誰のギターがこんな音でこっちはこんなエフェクター使ってて...なんて話をされてもその半分すら理解できるんだろうかって感じだけれど、たくみさんが弾くから価値があるし、たくみさんが弾くから意味があるの。
いつかギターマガジン載って欲しいなぁ...。
detritusが聞けて嬉しかったな。ベースの音が心地よく水底をなぞっていくところにキラキラしたギターの音がゆっくりと落ちていく。
ヘドロと母胎はわりと聞く機会が多いんだけど、何度もライブで聞いているうちに金属バットで腹部を何度も殴られるような、鈍い痛みがずっと続くような曲になっていってるなって印象。凄く好き。
mutant stepは初めて聞いた曲。わたしはどことなくプラっぽいなって思いました。黒い雪って歌詞があったような。もっと聞き込みたいな。
sasquatchでもうライブも終盤かーなんて思っていたら、たくみさんが急にギターを両手で抱えだしてそれはもう凄い可愛かったんですけどどうやらストラップが切れてしまったようで。そのままスーっと舞台袖へ引っ込んでいかれました。
時折上手の方をちらちら見ながら歌うアンクーさん。
程なくして代用のストラップを持ってステージに帰ってきました。何事もなかったかのように。笑
dummy-xDの代表曲ってなんだろうって考えた時に、わたしならanalogicをあげるかも(もちろんそれぞれに思い入れの曲があるんだと思うけど)
このバンドの特徴でもあるパズルの様なって形容詞が相応しい曲だと思うんです。
analogicはアウトロに向けてどんどん熱さが増してくる感じが好き。
しんたろうさんのドラムは土台というよりギターと同位置にあって、
そのドラムとアンクーさんとたくみさんのギターの3点を結ぶのが市川さんのベースなのかなって思いました。
痒いところに手が届くというか...もっと綺麗な言い回ししたいのに思いつかない。。
最後のセッションで向かい合って弾く正君とたくみさんが見れたので大満足です。
本当に楽しかったな。
素敵な夜をありがとうございました。