THE NOVEMBERS@新木場スタジオコースト

1.救世なき巣
2.picnic
3.Misstopia
4.Harem
5.Flower of life
6.Rhapsody in beauty
7.dumb
8.dnim
9.236745981
10.僕らはなんだったんだろう
11.鉄の夢
12.Sturm und Drang
13.Blood Music.1985
14.dogma
15.Xeno
16.Romance

en.
1.バースデイ
2.今日も生きたね

 

個人的にはとても久しぶりだった新木場スタジオコースト
物販の列に並んじゃったりしてとてもうかれていました。会場限定のTシャツとパーカーをゲット。

パーカーは暖かくてとてもいい。
開場を待っている間に小雨が降り出して内心慌てていたんだけれど、なんとか持ちこたえてくれて良かった。


2階のバルコニー?が潰されてて、あぁ...なんて思ったりもしたけれど(来年リベンジしてもらいたいなぁ)
それを上回る期待感でいっぱいでした。
Rhapsody in beautyの曲たちをライブで聞くのは初めてだったし、何よりノベンバ熱が急上昇していたところだったので。

 

ほぼ定刻通りに客電が落ちてライブが始まりました。
スクリーンに映るのは12から始まるカウントダウン。
11という数字に拘りがあるんだなぁっていうのがこんなところにも。

 

救世なき巣ではスモークと真っ白い照明の中小林さんがひとりステージに現れて、そのまま1曲歌いきりました。
楽器のことはサッパリわからないのでどうしても稚拙な表現になってしまうんだけど、
あの轟音をたった1本のギターで作り出すことができるんだって事に唖然としてました。
アウトロで他の3人もステージに現れてpicnicへ。
この2曲で既に最初からクライマックス感半端なかったし、召されるかと思いました。笑

Rhapsody in beautyはイントロのギターの終末音っぷりが素敵です。なんだかこう、心がざわざわする感じ。

 

そして次のdumbでここまでの流れを払拭するかのような荒涼としたギターの音。
私は今作の中でdumbが一番好きなんですけど、もーーーーーほんとにかっこよかった!!!!心の中で何度叫んだことか!!
ラストにかけての抜け感はベタだけどやっぱりかっこいいです。もうほんとに。ほんとにか(ry

僕らはなんだったんだろう、を挟みつつも後半は激しめのセトリ。
鉄の夢の小林君の引き裂くようなシャウトがかっこいい。
Xenoではワタクシ意識が飛び欠けました。

しょっぱなの轟音でうぐっとなり一瞬自分がどこにいるのかわからなくなる感覚。
(決して気分が悪くなったとかそういうのではないです)

 

本編ラストのRomanceではミラーボールが回りました。コーストの醍醐味、ミラーボール。
青く薄暗い照明の中をミラーボールの光が泡のように舞っていて、海の中にいるみたいでした。

 

アンコール2曲はとても優しい歌。
この日この場所からの新たな始まりと、今日という日を迎えることができたという喜び。

「また会える日まで元気で。THE NOVEMBERSでした」


エンドロールにはいままでこの作品、ツアーに関わった人達の名前がエンドロールで流れました
(なんで舐太さんのフォントだけ浮き足立ってたんだろう。笑)
そして最後にこの公演のDVDが出るというお知らせが!ずっと映像作品出て欲しかったので嬉しい。

 

最初から最後までひとつの映画を見ているような感覚。
ノベンバのライブに行くといつも思うことだけれど、照明や映像効果に物凄く拘りのあるバンドだなぁって。
そこでそうくるか!っていうのがうまいこと決まるとほんと気持ちいい。

 

耳を塞ぎたくなるような轟音と、それを圧倒する美しさ。
それは確かにTHE NOVEMBERSにしか表現できない事なのかなぁ、なんて。
単純に今この音楽と関わることができて嬉しいです。
終演後の看板を見てとても温かい気持ちになったよ。

素敵な夜をありがとうございました。