dummy-xD@渋谷O-WEST
8月2日の手刀ワンマンのことを書こう書こうと思っているうちに1ヵ月が過ぎてしまいました。。
8月11日は渋谷はO-WESTへ。
異
新曲
抗体
analogic
sasquatch
WESTのステージはとても広いのに、この人達は凄くこじんまりとセットを組んでいて、勿体無いなぁと思ったのはここだけの話。笑
異の切り裂くようなギターで箱の中の空気がぐっと引き締まる気がした。
天井が高いライブハウスは音が篭もらないから好きです。
いつもは真っ直ぐどこか遠くを見ている(ように見える)たくみさんだけど、この日は俯きがちだったり、2階の関係者席を見ていることが多かったかな。
わたしは本当にこの人の輪郭が大好き。
ギターを携えて、前を見据えている時。
目を瞑ってコーラスしている時。
控えめに歌詞を口ずさんでいる時。
身体から熱が逃げ出すように荒々しくギターを扱う時。
その全ての所作を目の当たりにする度に、心臓を鷲掴みにされたように一瞬息が出来なくなる。
どんなに理由を連ねても、この人について想いを語るとなると「好き」の二文字しか出てこない。
...我ながら重いな。
序盤はなんだか大人しいなーっていう印象だったんだけど、analogicから一気に熱が増して爆発したみたいだった。
この日のanalogic 聞けなかった人後悔するだろうなーってぐらい格好良くてぞくぞくしたよ。
しんたろーさんはこの日も2バンドぶっ叩きで体力凄いな...って単純に関心するし、市川さんのベースはつま先から入ってくるんじゃなくてダイレクトにお腹にぶっ込んでくる感じがするので、ダミーのリズム隊の土台の厚さって実は半端ないなって再認識しました。
どこかで書いたかもしれないけれど、わたしがこのバンドに当初持っていたイメージは
氷のように冷たくて、どこか神経質、ドライアイスのような音楽。 でした。
まぁそれは今でも変わらないんだけど、最近はそれプラス、熱さが増したような気がする。
analogicから体感温度が上がったんだよ。正直ちょっと汗ばむくらい。
そういう肌をつたう感覚と、視覚的にも熱さを感じることが多くなった。
っていってもまだまだ数えるくらいしかライブに行っていないので偉そうな事言えないんだけれど。
赤い照明がよく似合うバンドだなぁって思うようになりました。
赤が持つイメージとはかけ離れた印象を勝手に抱いている(特にアンクーさんには)のですが、
そういう相反するものがステージの上で同一化する瞬間がたまらなく好きです。
身体がばらばらになって心がどうにかなってしまいそうな衝動を、ステージの真ん中で真っ暗闇みたいな目を持ったおよそそういうものとは無縁に思えるような人が体現していく。
余談ですがライブが始まる前にエフェクターボードを袖から持ってくるときアンクーさんが底抜けの可愛さを発揮していてつらかった(真顔)
なんだかんだで月に1回、コンスタントにライブを見る事ができて嬉しい。
次のライブも楽しみです。